京都新聞掲載「アクセス」

墨蹟鮮やか 寄り添う心
三千院でチャリティー展(2014/06/30)


photo  京都市左京区大原の三千院で、地域福祉や東日本大震災の被災者救援に役立てる「あじさい祭・チャリティー墨蹟展」が開かれている=写真。  墨蹟展には半田孝淳天台座主や堀澤祖門三千院門主ら全国の高僧の直筆約120点が色紙に描かれ、中書院に展示されている。  堀澤門主の書は「直道」と書かれ、う回しないで、まっすぐにさとりに到達する道の大切さを諭している。展示されている書は、6千円、3万円で即売されている。収益金は京都新聞社会福祉事業団などに寄託され、京都、滋賀の地域福祉の寄金や東日本大震災の被災者支援に生かされる。  また境内の「あじさい苑」では、恒例の「あじさい祭」が開催され、参拝者らは木々の緑と鮮やかなアジサイのコントラストを楽しんでいた。いずれも7月15日まで。