京都新聞ボランティアグループ「TAGW(タッグワーカー)」のメンバーら12人が16日、京都市中京消防署で救命講習を受講した。心肺蘇生法やAED(自動対外式除細動器)の使い方などを学んだ=写真。
グループは、ボランティア活動に興味や関心がある18歳以上の大学生や社会人で構成し、京都新聞社会福祉事業団が京都・滋賀で行う福祉事業に参加したり、福祉活動のスキルアップのための講座などに取り組んでいる。
講習会で参加者らは、中京消防署の高田幸雄救急係長から緊急時の救命対策を聞いた後、真剣な面持ちで、人形を使った心肺蘇生法に取り組み、気道確保や心臓マッサージなどを体験した。また高齢者や子どもに多い誤飲の対処方法やケガの際の止血法も教わった。
グループの活動に参加する同志大3年生の梅山あすかさんは「初めて講習を受けました。応急手当ての大切さを実感しました」。龍谷大3年生の春本真也さんは「教わった事をいざという時に役立てたい」と話していた。