京都新聞掲載「アクセス」

音楽の喜びを伝えたい(2015/04/13)

 音楽を通して広く社会に貢献しようとこのほど、京都市中京区の旭堂楽器店サンホールでチャリティーコンサートが開かれ、入場料全額を京都新聞社会福祉事業団に寄付した=写真。

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 同コンサートはPTNA(ピティナ)御所南ステーションとPTNA汐留イタリア街ステーションが主催し、「京和の響き〜PTNAがつなぐピアノの輪」と題してエルガー「威風堂々」など11曲を披露した。

 PTNAは、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会の略称で、ピアノを中心とする指導者の団体。ピアノ指導者の研さんにとどまらず広く社会に貢献し、音楽文化の発展に寄与するさまざまは活動を行っている。

 今回コンサートを企画したPTNA汐留イタリア街ステーション代表の飯野明日香さんは「音楽は本質的に人々の心の支えであり、生きる勇気、明日への希望をもたらせてくれるものです。その音楽を愛する私たちが一人でも多くの方にその喜びを伝えることができたら、この上ない幸せです」と話していた。