京都新聞掲載「アクセス」

ダウン症の子どもや家族
岡崎公園の周り歩いて交流
市民ら600人、歌と踊りも楽しむ(2015/11/09)

photo  ダウン症のある人やその家族らが集い、市民とともに歩くイベント「バディウォーク@京都」がこのほど、京都市左京区の岡崎公園で行われ、約600人が参加し交流を深めた=写真。

 ダウン症の子どもたちの親らでつくる「京都ニンジャムキッズ」が障害のある子どもやその家族の交流の場を提供し、障害への理解を深めることを目的に昨年から開催。

 参加者らは岡崎公園の周り約1・5キロをゆっくりと歩いた。公園内では、ダウン症のある子を持つシンガー・ソングライターのMIMOさんがオリジナル曲やアニメソングなどを歌い、歌に合わせてみんなで歌ったり踊ったり、手裏剣で遊ぶなどして楽しんでいた。

 代表の武田みどりさんは「このイベントを毎年開催することで、障害のある人との交流の場として定着させていきたい」と話していた。