京都市内の聴覚障害のある人や手話を学ぶ人たちの新成人を祝う成人式と親睦交流を深める新年大会が10日、京都市中京区の京都アスニーで開かれた。
京都市聴覚障害者協会の主催で毎年開催され、市内の聴覚障害のある人や手話サークルのメンバーら約300人が参加した。ことしで16回目。
壇上で聴覚障害のある人6人と手話学習者2人の8人の新成人が一人一人紹介された後、それぞれが「社会人3年目になります。いろんな人と関わりいろいろなことを学びたいと思います」「介護職として4月から働きます。頑張ります」「手話のできるカウンセラーを目指し心理学を勉強中。社会経験も浅いが社会に役立てられるように頑張ります」などと決意表明した=写真。
式典後に行われた新年大会では、フラダンス教室「ポーマイカイフラスタジオ」と同大会実行委員会で構成するメンバーによるフラダンスが披露され、大会を盛り上げた。