京都新聞掲載「アクセス」

高齢社会での相互扶助とは
下京で「社会福祉の歩み」講座
(2016/01/25)

photo  戦後70年を契機に社会福祉の立場からボランティア活動の歩みを振り返るとともに今後の社会保障や社会福祉のあり方を学ぶ連続講座「戦後日本の70年:社会福祉の歩みと省察」が14日、京都市下京区のひと・まち交流館京都1階のボランティアビューローで開かれた=写真。

 京都ボランティア協会が発足45周年を記念し、昨年9月から講座を始め今回で4回目となった。

 この日は、同志社大名誉教授の岡本民夫氏が「少子高齢化社会に対応した施策の構築」をテーマに講演した。岡本氏は、1990年代から2011年の日本社会の特色や社会福祉制度の変革などを解説。所得や介護、雇用、社会参加などの高齢社会の多面的な課題を解決し、社会的相互扶助のあり方やどう助け合っていくかなどの問題を提起した。

 次回は2月4日午後6時半から「社会保障・税一体改革」をテーマに開催される。資料代500円。定員25人。問い合わせは同協会 TEL075(354)8714。