身体障害のある人を対象にした生活介護事業所｢乙訓の里｣(長岡京市下海印寺)は17日、地域住民との交流を目的に｢もちつき大会｣を開いた＝写真。
同事業所は、全身性障害や重度心身障害を含む身体障害のある人の社会参加を目指し、乙訓圏域での日中活動の拠点として乙訓福祉会が運営。1978年に向日市に開設しその後、長岡京市勝竜寺に移転していたが、土地貸与期限が迫り、昨年６月に現在地に移転した。
今回の催しは地域住民に施設のことを知ってもらおうと企画され、地域住民や施設利用者、ボランティアら約100人が参加。周りからの｢よいしょ｣のかけ声に合わせてきねを振り下ろし、用意された20キロ分のもち米を８回に分けてつきあげた。
お餅はあんこやきなこをまぶした餅にしたほか、ぜんざいなどにして参加者に振る舞われた。
