京都新聞掲載「アクセス」

ジャックボールめがけ熱投
左京でボッチャ大会(2016/02/29)

photo  第17回京都障害者ボッチャ大会が21日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターで開かれた=写真。

 ボッチャは脳性まひなど重い障害のある人対象のスポーツとして、世界選手権やワールドカップ、パラリンピックなどの国際競技種目にもなっており、日本でも1999年から日本選手権が開催されている。直径8センチの白いジャックボール(的玉)を目がけ、選手が赤と青の玉を6球ずつ投げて、どちらがジャックボールに近づけたかを競って勝敗を決める。

 大会には、福祉事業所を利用している障害のある人や特別支援学校の生徒ら35人が参加。車いすの人や補助具を使って転がすクラスなど、障害の程度や種類別に分かれて試合を行った。試合は予選リーグを経てトーナメント方式で勝敗を決めた。BC2クラスで優勝した棚橋弘美さん(54)は「今日は自分自身に集中できてすごくよかった」と喜びを語った。

 他のクラスの優勝は次の通り。

 BC1=島津邦彦さん、BC3=植田健司さん、オープン(個人)=永瀬寿美さん、オープン(チーム)=八幡支援A