京都新聞掲載「アクセス」

紙芝居や工作で親子の絆深める(2016/05/09)

photo  親子の絆を深めてもらおうと「親子であいフェスタ」がこのほど、京都市南区のPHP研究所で開催され、26組の親子ら約80人が参加した。主催はPHP友の会のボランティアグループ。

 この日は、大型スクリーンに映した紙芝居や紙飛行機作りなどを楽しみ、子どもが母親の似顔絵を画用紙に描いてプレゼントするなど、親子で楽しいひとときを過ごしていた=写真。

 親向けの子育てセミナーも開かれ、PHP研究所社会活動部部長の大江弘氏が「親として大切なこと」と題して講演し、大江氏は「命がけで子どもに向き合えるのも、子どもの成長、発達に第一の責任を負うのも親・保護者です。子育てには親心が大切です」と話し、参加者は熱心に聞き入っていた。参加した子どもたちに絵本などがプレゼントされた。

 親子で参加した左京区の西村陽子さん(29)は「セミナーがとても印象的でした。親に大切に育てられたことに気付かされました。気負わずに子育てをしていきたいと思います」と話した。