京都新聞掲載「アクセス」


西京極でもパラリンピック
全京都の陸上17種目開催
(2016/09/20)

photo  第36回全京都障害者総合スポーツ大会の陸上競技大会の部が11日、京都市右京区の京都市西京極総合運動公園陸上競技場で開催された。リオデジャネイロで開催されているパラリンピックの選手に負けじと参加者たちは日ごろの練習の成果を発揮した=写真。

 同大会は6月に開幕し、卓球バレーや卓球、水泳、アーチェリーなど6競技が府内の各会場で10月まで行われている。陸上競技の部は約500人が参加し、3000・1500・800・100bなどの競走や走り幅跳び、砲丸投げなど17種目の競技が行われた。

 陸上男子100b競走片大腿切断・片下肢完全の部に出場した久保内祥太さん(23)は2014年に自身が出した大会記録18秒64を上回る18秒60の大会新記録を出した。久保内さんは「大会新記録を出せるとは思わずびっくりした。金メダルをもらえてうれしかった」と笑顔で喜びを語った。