京都新聞掲載「アクセス」


慈善のピアノ、響く
中京でPTNA(2016/09/26)

photo  音楽を通して広く社会に貢献しようと、京都市中京区の旭堂楽器店サンホールでこのほど、チャリティーコンサートが開かれ、入場料全額が京都新聞社会福祉事業団に寄付された。

 同コンサートはPTNA(ピティナ)御所南ステーションとPTNA汐留イタリア街ステーションが主催し、飯野明日香さんら13人のピアニストがドビュッシー「月の光」など11曲を披露。来場者はピアノの奏でる美しい音色に聞き入っていた=写真。

 PTNAは、全日本ピアノ指導者協会の略称で、ピアノ指導者の研さんにとどまらず広く社会に貢献し、音楽文化の発展に寄与する活動を行っている。

 コンサートは「京和の響きVol.2〜PTNAがつなぐピアノの輪」と題し、ピアノを通じて演奏者と聴衆同士とのつながりを深める機会にしようと企画された。PTNA汐留イタリア街ステーション代表の飯野さんは「音楽を通して一人でも多くの人に幸せを感じてもらえたらうれしい。もっと認知度を高めて社会に貢献していきたいと今後の意気込みを話していた。