京都新聞掲載「アクセス」


おむつフィッターが報告 (2016/11/14)

photo  介護現場などでおむつフィッターとして活躍する介護職や医療従事者らの排せつケアに関する実践報告会がこのほど、京都市上京区堀川通丸太町下ルの京都社会福祉会館で開かれた=写真。

 「はいせつ総合研究所むつき庵」(京都市上京区)と「おむつフィッター倶楽部」(同)の共催。京都や大阪、兵庫、福岡、熊本などの看護師や介護支援員などのおむつフィッターが報告した。兵庫中央病院の看護師・茨木素景子さんは自身の父親の介護経験から病院内での排せつケアのレベルアップの必要性を感じ、「全看護職員を対象に正しい知識と技術を習得することを目的としたおむつプロジェクトを立ち上げる一方で、研修で学んだことを退院した父親の排泄せつ介護に生かした」と報告した。

 また、報告会後には大人用おむつに関する基礎知識を問うおむつ検定なども行われた。