障害のある人と地域住民が交流するイベント「第31回こだままつり」が13日、大津市際川3丁目の滋賀大教育学部付属特別支援学校で開かれ、秋晴れの暖かい日差しの下でたくさんの市民らでにぎわった。
まつりは社会福祉法人おおつ福祉会などでつくる実行委員会の主催で秋の恒例イベントになっている。
バザーは開場前から行列ができるほどの人気で、地域住民から提供された石けんやタオルなどの日用品や食器、文房具などが飛ぶように売れていた。模擬店では、福祉団体などが出店し、たこ焼きやカレーライス、からあげなどが販売された。
ステージでは和太鼓演奏=写真=や同福祉会が運営する事業所の利用者らによる歌やダンスなどが発表され、まつりを盛り上げていた。
同まつり事務局長を務めた志水典子さんは「地域の方々に協力いただいて31年続けてこられました。これからも地域の人たちの交流の場としていきたい」と意欲的に話していた。