京都新聞掲載「アクセス」


的球目がけ好投
左京で障害者ボッチャ大会(2017/01/23)

photo  第18回京都障害者ボッチャ大会が15日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターであり、日ごろの練習の成果を競い合った=写真。

 ボッチャは重い障害のある人も楽しめるスポーツとしてヨーロッパで考案され、世界選手権などの国際競技種目にもなっている。2020年の東京パラリンピックでも競技が行われる。直径8aの白いジャックボール(的球)を目がけ、選手が赤と青の球を6球ずつ投げ、どちらが的球に近づけたかを競って勝敗を決める。

 大会には、福祉事業所を利用する障害のある人や特別支援学校の生徒ら27人が参加。障害の程度や種別に分かれて試合を行った。試合は予選リーグを経て、トーナメント方式で勝敗を決めた。BC2クラスで優勝した広瀬佑馬さん(19)は「高校2年から大会に参加して、今回初めて優勝できました。まだ実感がわかないですがうれしいです」と喜びを語った。選手が的球に近づける妙技を見せた時は、応援席から拍手が上がっていた。

 他の優勝は次の通り。

 オープン(個人)=今井康史さん(伏見区)、オープン(団体)=イースト・ファイナル(山科区)