京都新聞掲載「アクセス」


できた! 私だけのマグカップ
東山で和敬学園陶芸展(2017/02/14)

photo  児童養護施設「和敬学園」(京都市上京区)の子どもたちが制作した作品の陶芸展がこのほど、東山区縄手通り四条上ルのアートスペース八源で開かれた=写真。

 作品展にはカップをテーマにした作品など約100点が並んだ。23回目。

 同学園では、陶芸家の木村隆さんの指導で、園内にある陶芸工房で月3回、陶芸教室を開いており、小学5年から高校3年までの6人が指導を受けている。

 会場には、子どもたちや職員が制作したマグカップやコーヒーカップ、湯のみ、色とりどりのキノコの形をした置物などが並んだ。同園主任ケアワーカーの木村修さん(38)は「木村先生に指導いただき、子どもたちは自由な発想で作品を作り自己表現の機会になっています。陶芸展も八源さんの好意で毎年開催でき、感謝しています」と話していた。