京都新聞掲載「アクセス」


配食サービスに役立てて お米券贈る(2017/02/20)

photo  京都新聞社会福祉事業団はこのほど、ひとり暮らしの高齢者や、高齢者だけの世帯に食事を届けている京都・滋賀の配食ボランティアグループ・団体に、「お米券」を贈呈、各団体は高齢者宅に温かいお弁当を届けている。

 同事業団は、「歳末ふれあい募金」などの寄付金をもとに毎年、実施しており、今回は、京都府29、滋賀県29、京都市14の計72団体に計8056食分(1233?)の「お米券」を贈った。

 大津市の「大石学区ふれあい昼食サービス事業委員会」では、14日に70歳以上で見守りが必要な高齢者36人に、支援のお米を炊き上げ、サケの南蛮漬けや鶏肉の煮物などを添えたお弁当=写真=を届けた。

 同グループは、年間10回約430食のお弁当を届けており、福祉委員長の岡田博二さん(66)は、「お米をもらうとおかずの種類を増やすことができ、皆さんさんに喜んでもらえます。ご厚意に感謝しています」と話していた。