京都新聞掲載「アクセス」


「愛の光」に感謝
献眼者の遺族ら招き献花(2017/05/22)

photo  昨年1年間の献眼者に感謝する「愛の光感謝の集い」が13日、京都市東山区の高台寺・利生堂で行われた。

 ライオンズクラブ国際協会335―C地区(京都府、滋賀県、奈良県)の会員が、眼科医らとともにつくる「アイバンク愛の光基金管理会」の主催。今回で19回目。アイバンク愛の光碑は、京都東ライオンズクラブの結成35周年記念事業の一つとして平成10年3月に高台寺境内に建立され、同管理会に贈呈された。

 集いには献眼者の遺族やライオンズクラブ関係者ら約150人が参加。森井士朗・同管理会理事長が「献眼された方に感謝する集いであり、角膜移植を受けられた方への新しい世界を作り出すかけがえのない柱であることを願います」とあいさつした。参加者は献花=写真=して感謝と哀悼の意を示した。また、同管理会設立35周年記念式典も行われた。

 式典後、1府2県の4アイバンクで昨年に献眼した28人を記した芳名帳を森井理事長が碑の中に納め、献眼者芳名は1665人となった。