がん患者、家族、友人、支援者をたたえ、地域全体でがんと向き合い、がん抑圧を目指すチャリティーイベント｢リレー・フォー・ライフ・ジャパン2017京都｣がこのほど、京都市山科区の京都薬科大・中央庭園で行われた＝写真。
がんで悩むことのない社会を目指して、患者や家族、支援者らでつくる実行委員会と日本対がん協会が主催し、今回で６回目。
患者や支援者らががんに対するそれぞれの思いを書いた灯籠を庭園内に並べ、その周りを参加者らは交代しながら夜通し歩き続けた。
実行委員長を務めた松重萌さん(28)は｢京都のリレーを毎年楽しみにしてくれる人もいます。続けていくことが大切だと感じています。活躍してくれる仲間もいます。地域の人たちも巻き込んで、これからも続けていきたい｣と話していた。
乳がんの自己検診コーナーやがん患者、家族への相談支援なども行われた。
