滋賀県立近江学園(湖南市)の知的障害のある子どもたちが制作した木工や陶芸などの作品展がこのほど、草津市新浜町のイオンモール草津・イオンホールで開催された=写真。
同学園は義務教育を終えた子どもたちを対象に、木工と窯業の学習に取り組んでいる。企業就労や福祉的就労に必要な集中力や持続力などを身につけているのが目的。
同展には14人の子どもらの作品約60点を展示。独創的な形をしたカメ、ライオンとシーサーを掛け合わせた空想上の動物などの陶芸作品やネコの形をしたいすや木馬などが並べられ、訪れた人たちは型にはまらない個性豊かな作品に見入っていた。
また昨年、創立70周年を記念し、制作した子どもたちの手形を木の葉に見立てた四季折々の木々の作品も展示された。