京都新聞掲載「アクセス」


バザーや歌、ダンスで大盛況
滋賀大支援学校でまつり(2017/11/20)

 障害のある人と地域住民が交流するイベント「第32回こだままつり」がこのほど、大津市際川3丁目の滋賀大教育学部付属特別支援学校で開かれ、秋晴れの暖かい日差しの下でたくさんの市民らでにぎわった。

photo  まつりは社会福祉法人おおつ福祉会などでつくる実行委員会が主催し、秋の恒例行事となっている。

 バザーは開場前から行列ができるほどの人気で、地域住民から提供された石けんやタオルなどの日用品や食器、衣類などが飛ぶように売れていた。模擬店では、福祉団体などが出店し、焼きそばやたこ焼き、からあげなどのほか授産製品が販売された。

 ステージでは和太鼓びわこダルク「淡海響組」や大津商業高吹奏楽部の演奏、同福祉会が運営する事業所の利用者らによる歌やダンス=写真=などが発表され、まつりを盛り上げた。

 同まつり事務局長を務めた柳生武士さん(35)は「地域の方々や多くのボランティアの協力で続けてこられました。これからも地域の人たちの交流の場として続けていきたい」と話していた。