京都新聞掲載「アクセス」


的球狙う妙技に拍手
左京でボッチャ大会(2018/1/29)

photo  第19回ボッチャ大会が21日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターであり、日ごろの練習の成果を競い合った=写真。

 ボッチャは重い障害のある人も楽しめるスポーツとしてヨーロッパで考案され、2020年の東京パラリンピックでも正式種目として競技が行われる。直径8aの白いジャックボール(的球)を目がけ、選手が赤と青の球を6球ずつ投げ、どちらが的球に近づけるかを競って勝敗を決める。重い障害のある人は補助具を使って競技をすることができる。

 大会には、福祉作業所を利用する障害のある人や特別支援学校の生徒ら63人が参加。障害の程度や種別に分かれ、個人・団体戦で試合を行った。試合は予選リーグを経て、トーナメント方式で勝敗を決めた。選手が的球に近づける妙技を見せた時は、応援席から拍手が上がっていた。

 優勝は次の通り。BC1=平井昌三さん、BC2=中嶋良次さん、BC3=江川拓馬さん、BC4=吉田真太郎さん、オープン(個人)=大橋亮さん、オープン(団体)=八幡支援