児童養護施設「和敬学園」(京都市上京区)の子どもたちが制作した作品の陶芸展がこのほど、東山区縄手通四条上ルのアートスペース八源で開かれた=写真。
作品展にはカップや皿、写真スタンドなど約50点を出品した。24回目。
同学園では、陶芸家の木村隆さん=大津市=の指導で月に3回、学園内で陶芸教室を開いており、小学4年から高校3年までの8人が指導を受けている。
会場には、子どもたちや職員が制作したネコやライオンの顔をした陶芸作品やカップ、ウサギの形をした置物などが並んだ。同園ケアワーカーの三上彩さんは「木村先生の温かいご指導のおかげで子どもたちは陶芸を通して成長していると思います。また作品を展示する場を提供していただいている八源さんの厚意に感謝しています」と話していた。