京都新聞掲載「アクセス」


地域の人と一緒に祭り
志津川福祉の園(2018/04/23)

photo  知的障害のある人と地域住民が交流するイベント「わいわいカーニバル」がこのほど、宇治市志津川の障害福祉サービス事業所「志津川福祉の園」で開かれ、多くの人でにぎわった=写真。

 同園保護者会や後援会、三室戸学区福祉委員会などでつくる実行委員会が主催。カーニバルは、1996年に同園が開園した時の記念祭として初めて開催され、その後、毎年4月に行われ、今回で22回目。

 会場では、山菜のてんぷらや炊き込みごはん、綿菓子など実行委員の各団体による模擬店やカップや皿などの陶芸品、さをり織りなどの授産製品の販売コーナーなどが設けられた。

 特設ステージでは、人形劇団の公演やアマチュアバンドの演奏などが行われ、祭りを盛り上げた。

 同園施設長の藤本一幸さんは「地域の方々に支えられ、毎年開催できています。これからも地域の人たちとの交流の場となるよう続けていきたい」と話していた。