京都新聞掲載「アクセス」


食堂、里親、子どもの支援とは
南区で勉強会(2018/07/30)

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 子ども食堂を運営している人や開設を考えている人らを対象に課題や問題点などを話し合う勉強会「子どもの支援の方法がわかります」が16日、京都市南区の唐橋文化教育会館で開かれた=写真。

 南区で子ども食堂を運営するハピネスが主催し、約30人が参加した。

 勉強会でハピネス代表の宇野明香さんは運営スタッフの確保や資金集めのための情報収集の必要性を強調した。また里親サポートセンター青い鳥の西村孝子さんが里親支援制度について説明、続くパネル討議で、京都市内で子ども食堂を運営する2団体が取り組みを報告した。

 参加者からは、実施する曜日や時間の設定についての質疑もあり、実践者から「平日の夜に実施してほしいという要望もあるが、土曜の夜も学校の給食がないので実施する意義はある」などとアドバイスを受けていた。里親として子どもを支えることができることも学んだ。