京都新聞掲載「アクセス」


京都市障害者スポーツセンター夏まつり
利用者と住民ら交流(2018/08/14)

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 京都市左京区の市障害者スポーツセンターが5日、夏まつりを開き多くの市民らでにぎわった。

 同センター利用者と近隣住民との交流を深めるとともに障害のある人とない人がともに楽しめる場所づくりを目的に毎年開催している。

 まつりでは、福祉施設、団体などが自主製品を販売する模擬店やゲームコーナーのほか、重い障害のある人のための重度体育室を使って小さな子どもも楽しめる「ちびっこ広場」も設けた。

 ステージでは、センターが主催するよし笛教室、コーラス教室の受講生による演奏や障害のある人たちのダンスグループ「JOY OF DANCE」の演技=写真=などが披露され、近隣住民も多く参加し、まつりのムードを盛り上げた。

 内山修センター長は「ことしはセンターの開設30年という節目でもあり、これからも障害のある人とない人が集い、楽しんでもらえる祭りにしていきたい」と話していた。