障害のある児童・生徒にスポーツを親しんでもらおうと「パラリンピックにチャレンジ〜京都障害児童・生徒水泳競技体験会」が16日、京都市伏見区の府立伏見港公園温水プールで開かれた。
京都障害者スポーツ振興会が主催し、府内の小中高、特別支援学校に在籍し、障害者手帳を所持する児童・生徒ら11人が参加した。
25メートル・50メートル自由形や平泳ぎなどの記録会のほかに、アーティスティックスイミングの体験とカヌー試乗体験=写真=が行われた。
カヌーは2020年東京パラリンピックの種目になっている。パドルのこぎ方などを教わり、参加者はカヌーを上手に操作していた。指導に当たった日本障害者カヌー協会の山口博己さん(60)は「カヌーを楽しみ、パラカヌー競技に挑戦する人が増えてほしい」と話していた。