がん征圧を目指すチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2018京都」がこのほど、京都市山科区の京都薬科大で行われた=写真。
京都府内の患者や家族、支援者らでつくる実行委員会と日本対がん協会が主催した。
患者や支援者らが交代で歩き、がんに向き合う勇気を共有するのがねらい。この日は約200人ががんに対するそれぞれの思いを書いた灯籠を構内に並べ、その周りを交代しながら6時間にわたって歩いた。
実行委員長の主婦松重萌さん(29)は「悪天候の中でもたくさんの人に参加してもらいうれしい。がん患者支援の場としてこれからも継続していきたい」と話していた。
京都薬科大や京都ノートルダム女子大の学生らがボランティアとして会場設営や司会進行などを手伝った。乳がん検診の啓発ブースやがん患者と学生との語らいの場なども行われた。