京都新聞掲載「アクセス」


えとの陶器や絵画「天才アート」で!!(2018/12/11)

 知的障害のある人らが制作した作品を紹介する「天才アート展2018」がこのほど、京都市中京区御池通堀川東入ルの堀川御池ギャラリーで開かれた=写真。

photo  NPO法人「障碍(がい)者芸術推進研究機構」(東山区)が主催し、作品を通して障害のある人の表現能力や色彩感覚の魅力、作品の芸術性についての認知を高め、芸術としての評価の確立を目指している。

 会場には、同機構所属の作家のほか西総合支援学校(西京区)や呉竹総合支援学校(伏見区)の生徒、アトリエとも(中京区)、障害者支援施設DO(城陽市)などの協賛団体から出展された作品約200点が並んだ。

 色和紙を貼ったピエロやアクリル絵の具で色鮮やかに描かれたイノシシの親子、小さなネズミが組み合わさってできたクマやカニ、えとの戌(いぬ)や辰(たつ)の陶器など独創的な作品に来場者は見入っていた。