京都市内の社会福祉関係者が集う「京都市社会福祉大会」が8日、京都市中京区のホテルで開かれ、社会福祉をさらに発展させようと決意を新たにした。
京都市と市社会福祉協議会の主催。市内の福祉関係者や民生・児童委員、ボランティア団体ら約760人が参加した。
大会では、高齢者福祉や地域福祉など福祉活動で功績のあった約670の個人・団体を表彰した=写真。
続いて京都市障害者スポーツ協会理事長の芝田徳造さんが「京都の障害者スポーツの歩み」をテーマに講演。48年前の現京都障害者スポーツ振興会の創設の舞台裏などについて話し、京都は多くのボランティアが参加し障害のある人を支える福祉の風土があると強調。「障害のある人やその家族を孤立させず、互いに助けって、福祉の風土を育ててほしい」と話した。
また「新春福祉のつどい2019」も開催され、参加者らは親睦を深めた。