京都新聞掲載「アクセス」


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プロの旋律 福祉に貢献
京でチャリティー講演会(2019/05/13)

クラシック音楽の楽しさを多くの人に知ってもらい、地域福祉の向上にも役立てようと「第76回チャリティークラシックコンサート ディ・フロイデ」がこのほど、京都市中京区の旭堂楽器店サンホールで開かれた=写真。

photo コンサートは同楽器店が会場を無償で提供して、2001年5月から開催している。演奏家はボランティアで出演し、入場料全額を京都新聞社会福祉事業団に寄付している。

この日は、フルート奏者の木村信夫さんとピアノ奏者の石路千夏さんがモーツァルト作曲「アンダンテ ハ長調 K.315」やマルタン作曲「バラード」、タファネル作曲「魔弾の射手による幻想曲」などを音楽愛好者約40人に披露した。

同楽器店の多田裕昭社長(50)は「コンサートは現在年に1、2回開催していますが、若い演奏家にもっと活用してもらい、多くの人に応援してもらいたい」と話していた。

今回の寄託は3万8000円で、これまでの累計は466万7610円となった。