京都新聞掲載「アクセス」


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献眼者に感謝と哀悼
高台寺(2019/05/20)

角膜移植のために献眼した人たちを追悼する「愛の光感謝の集い」がこのほど、京都市東山区の高台寺境内「アイバンク愛の光碑」前で行われた。昨年1年間に献眼した京都、滋賀、奈良3府県の34人の名前が読み上げられ、芳名簿が石碑の中に納められた。

photo 3府県のライオンズクラブ国際協会335−C地区の会員や眼科医らでつくる奉仕団体「アイバンク愛の光基金管理会」が献眼者をしのぶとともに、角膜移植の普及を願って毎年開催している。

21回目の今回は、献眼者の遺族やライオンズクラブ関係者ら約150人が参列し、献花を行い感謝と哀悼の意を示した=写真。

式典では、同管理会の森井士朗理事長が「善意の献眼により多くの方が光を取り戻されています。献眼者とご遺族の厚意に感謝しご冥福をお祈りします」とあいさつをした。

石碑に納められた1府2県の4つのアイバンクへの献眼者の芳名は1720人となった。