京都新聞掲載「アクセス」


京都新聞掲載「アクセス」

受注製品の魅力アップに
「ほっとはあと」内容充実(2019/06/24)

障害のある人の製品の受注機会の拡大を目指し、販売促進などに取り組むNPO法人「京都ほっとはあとセンター」(中京区)が広報誌=写真=を受注の拡大につなげようと内容の充実を進めている。

photo 障害者優先調達推進法が2013年に施行され、国や自治体などは、障害者就労施設などから優先的に物品などを調達するよう努めている。同センターの昨年度の受注額は約5860万円で、京都府、京都市からの受注が6割近くを占めた。また、民間企業・団体からの受注や問い合わせも増えてきているという。

広報誌は月1回発行し、加盟する196施設などに配布している。今後は、受注者の声を載せ、製品の魅力をアップさせるためにも活用していくという。

同センターの出口龍事務局長は「各施設の製品の商品力を向上させ、売り上げ増につながるようにしたい」と話していた。