がん征圧を目指す「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019京都」がこのほど、京都市山科区の京都薬科大で行われた＝写真。
京都府内の患者や家族、支援者らでつくる実行委員会と日本対がん協会が主催した。
患者や支援者らが交代で歩き、がんに向き合う勇気を共有するのがねらい。この日は約250人が参加。「支えあい助けあい共にいきましょう」「がん治療中でも人生に目標を」などとがんに対するそれぞれの思いを書いた灯籠を並べ、その周りを交代しながら夜通し歩いた。
京都薬科大や京都ノートルダム女子大、京都大の学生らがボランティアとして会場設営や司会進行などを手伝った。がん患者と学生との語らいの場なども設けられた。
実行委員長の京都薬科大院生の若林亮介さん（32）はたくさんの人に参加してもらいうれしい。がん患者支援の場としてこれからも継続していきたい」と話していた。
