京都新聞掲載「アクセス」


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障害者と地域交流1500人 こだままつり(2019/11/12)

photo 障害のある人と地域住民の交流をめざす「第34回こだままつり」がこのほど、大津市際川3丁目の滋賀大教育学部付属特別支援学校で開かれ、約1500人の市民らでにぎわった。

まつりは同市内で障害者福祉の14施設を運営するおおつ福祉会や唐崎学区自治連動会などでつくる実行委員会が主催している。

ステージでは、同福祉会の事業所の利用者らによる歌やダンス=写真=や和太鼓「淡海響組」の演奏や京都産業大全学応援団チアリーダー部の演技などが発表され、まつりを盛り上げた。

模擬店では、福祉団体などが出店し、焼きそばやたこ焼き、からあげなどのほか授産製品が販売された。バザーは開場前から行列ができる人気で、地域住民から提供された石けんやタオルなどの日用品や食器、衣類などが売れていた。

同まつり事務局長の喜多英富さん(33)は「地域の方々や多くのボランティアの協力で続けられています。これからも交流の場として続けていきたい」と話していた。