京都新聞社会福祉事業団はこのほど、障害のある人が働く作業所や授産施設などを対象とした「工賃増へ向けての取り組み」助成金を京都府8、滋賀県2の計10施設に贈呈した。本年度は21施設から申請があり、有識者らで構成する選考委員会で審議し、総額113万円を助成した=写真。
障害のある人たちの収入増に取り組む施設に助成する。助成金は1施設上限20万円で、商品の改良・新商品開発のための材料や販路の確保・拡大のための経費などに充てる。本年度で11回目で、今回を含めて82施設に1046万8372円を贈った。
助成先は次の通り。
- 缶入パン製造センター(京都市中京区、商品改良)
- 成望館(南区、販売促進)
- ハッピーハウス葵(左京区、新商品の開発実現)
- ゆりかもめ(同区、新商品の開発実現)
- ゆいまあるハウス(同区、新商品の開発実現)
- Peace−full Link(伏見区、商品改良、販売促進)
- チェリー工房(城陽市、新商品の開発実現)
- 城山共同作業所(南丹市、販売促進)
- ウッディ伊香立(大津市、商品改良、新商品の開発実現、販売促進)
- やまびこ第二作業所(竜王町、商品改良、品質向上の研修・指導料)