京都新聞社会福祉事業団は、外出しにくいお年寄りや障害のある人に音楽を楽しんでもらう「京都新聞おでかけ公演」を来月下旬から３月まで実施する。京都府と滋賀県内の施設、団体が対象で、歌手や演奏家のミニコンサートを届ける。童謡や懐かしいメロディーのほか、希望曲も盛り込むことにしている。
障害のある人には、歌手の網野ひとみさんが演歌や童謡、手話歌などを披露する「網野ひとみミニコンサート」（約１時間）を開く。高齢者には京都フィルハーモニー室内合奏団の奏者による「京フィル・ディオ公演」（約40分）。バイオリンやビオラ、チェロ、フルート、クラリネット、ホルンなどの中から出演可能な２人が演奏する。
いずれも施設や集いなど30人以上が集まり、会場が用意できる団体が対象。障害のある人は２団体、高齢者は４団体。開催日時は２月下旬から３月中の午後１時〜３時の間で、団体の希望日をもとに出演者と調整する。応募多数の場合は、出演者の日程を優先した上で抽選。
専用用紙で２月６日までに〒６０４―８５７７（住所不要）京都新聞社会福祉事業団０７５（２４１）６１８６。募集要項、申込用紙は事業団ホームページから印刷できる。
