京都新聞掲載「アクセス」


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手話コンテスト 米女性、表情豊かに(2020/02/17)

photo 京都市中京区で1月に開かれた「第15回京都手話フェスティバル」(京都新聞社会福祉事業団など主催)の手話スピーチコンテストに、米国人女性が出場し注目を集めた。学習中の手話と日本語で、手話を始めた動機や京都での生活を表情豊かに語った=写真。

ロサンゼルス出身のルイズ・サブリナさん(24)。2018年に来日。現在は城陽市の寺田小と寺田南小で英語指導助手(AET)を務める。来日は、米国の大学の国際文学の授業で吉本ばななさんの作品「TUGUMT」を読んだことから。「英訳より日本語で読みたくなりました。俳句も初めて知り、美しい世界があると気付きました」

ロサンゼルス出身のルイズ・サブリナさん(24)。2018年に来日。現在は城陽市の寺田小と寺田南小で英語指導助手(AET)を務める。来日は、米国の大学の国際文学の授業で吉本ばななさんの作品「TUGUMT」を読んだことから。「英訳より日本語で読みたくなりました。俳句も初めて知り、美しい世界があると気付きました」

米国で長くボランティアに携った経験があり、城陽のボランティア祭りで地元の手話サークルに勧誘され入会した。小学校の仕事が空く時間は、日本語教室や手話サークルに通うスケジュールで埋まっている。

コンテストには原稿丸暗記で臨んだ。「入賞は逃したけど、あそこまでできるとは。貴重な経験でした。将来は言葉を生かし日本で地域おこしの仕事に取り組んでみたい」と話した。