障害のある人に水泳に親しんでもらう「障がい者水泳のつどい」がこのほど、京都市伏見区葭島金井戸町の府立伏見港公園温水プールで開かれた。今年は東京パラリンピックの開催もあり、参加者らは熱心に練習に打ち込んでいた＝写真。
つどいは同公園と京都障害者スポーツ振興会が主催し、公園が完成した1982年から38年間、毎月第３日曜の午後１時30分から開いている。障害のある人とその家族、介護者が対象で、無料で参加できる。
２月のつどいには障害のある人と家族、介助者、ボランティアら24人が参加した。平泳ぎやクロールなどの練習に励む参加者や、ボランティアの指導を受けながらビート板を使ったりして泳ぎを学ぶ人もいた。
参加した、京都市西京区の廣田祥吾さん(19)は「１年前から毎月参加しています。水泳が好きなので、練習して上手に泳げるようになってきてうれしいです」と話していた。
