京都新聞掲載「アクセス」


京都新聞掲載「アクセス」

「天才アート」データで販売(2020/07/20)

photo 障害のある人が制作した絵画や切り絵作品などをデジタルデータにして、インターネットで販売する作品アーカイブ事業をこのほど、京都市東山区のNPO法人障碍(がい)者芸術推進研究機構が始めた。

同機構は「天才アート」として障害のある人の芸術活動の振興と普及に取り組んでいる。販売は、使用料を還元することで制作者の自立と社会参加を促進することがねらい。今年4月から本格的に開始した。

利用希望者は、同機構のホームページ=写真=に掲載された作品を選び、同ページから申し込む。見積書が送信され、料金を指定口座に振り込めばダウンロードできる。

データは、広報誌やリーフレットなどの印刷物や、Tシャツ、食器などの製品にも使用できる。作品を使用したデザイン案を事前に提出することが条件。

現在、同機構の登録作家32人の作品1400点を掲載しており、今後、作品数を増やしていく予定。

価格など詳細はホームページに紹介している。問い合わせは同機構Eメールinfo@tensai-art.kyoto