京都新聞掲載「アクセス」


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手話で熱く夢語る
京でフェス、高校生ら披露(2022/01/24)

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(左から)安見さん、木戸さん、木村さん

今月16日に京都市で開かれた第17回京都手話フェスティバルの手話スピーチコンテストに、京都八幡高南キャンパス(八幡市)のボランティア部の生徒2人と顧問の教諭が出場。将来の夢や手話を学ぶ楽しさなどを手話で熱く伝えた。

2年の安見百合子さんは「手話のできる作業療法士になる」をテーマに、聴覚に障害のある患者さんに「笑顔になってもらいたい」と夢を語った。2年の木戸晴菜さんは「手話をもっと広めたい」をテーマに、漫画で手話を知ったことやコミュニケーションの大切さを伝えた。顧問の教諭木村明日香さんは「人前に立つのが苦手な2人の勇気に感化されて」出場。自身の高校生時代に果たせなかった「舞台で手話をする」目標を8年ぶりに達成し、「次は生徒に指導できるようになること」と、目標を定めた。

終了後、3人は「練習の成果を発揮できた」などと述べ、指導を受けた男山手話サークルや八幡市ろうあ協会に感謝した。

京都府聴覚障害者協会と国際ソロプチミスト京都、京都新聞社会福祉事業団の主催。コンテストには13人が出場した。収録動画を公開する予定。