京都新聞掲載「アクセス」


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手話への理解求め60年
京都市聴覚障害者協会が記念大会(2022/11/15)


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今年で創立60周年を迎えた京都市聴覚障害者協会(事務所・中京区)がこのほど、左京区のホテルで記念大会が開かれた。聴覚障害のある会員や手話関係者ら約200人余が集い、節目を祝った=写真。

同協会は1962年に聴覚障害者の相互親睦や基本的人権の擁護と社会的自立、福祉を促進することを目的に創立した。現在の会員数は約300人が活動している。

式典では、長年にわたって聴覚障害者協会の活動に尽力した人に功労賞表彰などを行った。中山昌一会長が「京都市手話言語条例が制定され、手話講座の新規開催・拡充、?時間緊急手話通訳派遣、遠隔手話通訳などが実現された。誰もがいつでも安心して暮らせるよう学習を深め、ろう者の実情や手話への社会の理解を率先して求め、広めていきます」とあいさつした。

また、2012年から21年までの10年間の活動の報告もされた。アトラクションでは、大阪パントマイムグループがパントマイムを披露した。