京都新聞掲載「アクセス」


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200回目のサロン交流会
パーキンソン病支援センター
(2023/01/30)


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NPO法人「パーキンソン病支援センター」(八幡市)は2月15日、京都市下京区の「ひと・まち交流館京都」で200回目のサロン交流会を開き、会場とオンライン合わせて約50人が参加した=写真。

進行性の難病を抱える当事者と家族、医療関係者に病気やリハビリに関する情報を提供し、交流しようと毎月1回開いている。節目を迎えたこの日は、宇多野病院(右京区)で長く勤務し、京都の患者との関係も深い水田英二・兵庫県立リハビリテーション西播磨病院長が講演した。

水田院長は、プールでの運動や園芸療法など多彩なリハビリを指導する同病院と関連施設の概要を述べ、園芸療法は屋外に出て身体を動かすメリットがあるなどと話した。

参加者の質問にも一つ一つ答え、いくつかの手術の特徴やサプリメントなどについて丁寧に解説した。パーキンソン病は70歳以上の患者が多いことも挙げ、「しっかり食べて、しっかり身体を動かして、筋肉をつけることが大切」「リハビリをしっかりやってほしい」などとアドバイスした。