京都新聞掲載「アクセス」


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“ 異なる2人 ”
「描く」豊かさ


上京で展覧会(2023/02/20)


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年齢や性別、画風などが異なる岩間一真さん(12)と岡安聖美さん(70)の2人の作品を取り上げた展覧会「描く」が、京都市上京区のart space co-jinで開かれている=写真。

小学6年の岩間さんは発達障害があり、3年の時から絵画教室に通い始めた。岡本太郎やミロなどの先達の作家の表現を吸収し、それを自己表現に変えて創作活動をしている。

岡安さんは先天性の脳性まひで、車いすで生活している。絵画教室に月2回通い、色彩豊かな油絵を描き続けている。

展示作品は、独創的に描かれた太陽や紙に写真や新聞などを貼り付けたコラージュ、白馬と人形、バラやチョウなどの油絵、アクリル画約160点。どの作品にも力強さを感じさせる。

展示を担当したスタッフの舩戸彩子さんは「多様な画風の作品を壁一面に展示するなど工夫をしている。描くことの魅力を感じてほしい」と話す。

入場無料。3月26日まで。午前10時〜午後6時(月曜休み)。co-jin・050(1110)7655