京都洛西ロータリークラブ(多田裕昭会長)が、創立40周年を記念してこのほど開いたチャリティー演奏会｢未来へのハーモニー〜響生〜｣(京都新聞社会福祉事業団など後援)の会場で、出演した中学生らが、ウクライナ戦争の被害者などを支援する募金活動を行った＝写真。
会場の京都コンサートホール(左京区)には、親子連れなどの聴衆ら1100人が来場。入り口ロビーには開演前から多数の募金箱が並べられ、京都市少年合唱団の中学生や同合唱団ＯＢ会の大学生らが｢よろしくお願いします｣と、呼びかけた。
募金はトルコ・シリアで起きた地震や、東日本大震災の被災者支援などに役立てられる。募金箱には来場者から次々に硬貨や千円札が差し出された。
呼びかけの列に立った少年合唱団員の久林あおいさん(14)は｢罪のない人たちが戦争で無惨な仕打ちを受けているのは本当に悲しい。何かできることを、と思いみんなで参加しました｣と話した。
