京都新聞掲載「アクセス」


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人とはなにか 立体や絵画で表現
木村舜さんと吉田裕志さん、上京で2人展(2023/05/16)


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「人とはなにか」を問いかけた絵画や立体作品を制作する木村舜(きむら・しゅん)さんと色鉛筆で風景や事物を表現する吉田裕志(よしだ・ひろし)さんコラボレーション展「なんぞやひととはととうこととみじかいいろぺんしる」が、きょうと障害者文化芸術推進機構の運営によるギャラリー「art space co−in(アートスペースコージン)」(京都市上京区河原町通荒神口上ル)で、6月25日まで開かれている=写真。

京都造形芸術大大学院(当時)を2017年に修了した木村さんは、神仏や魂などを切り口にイメージを広げたさまざまな心象をアクリル画や彫刻で表現した。大胆な色使いの圧倒的な存在感が見る人に迫る。

京都市ふしみ学園に「アトリエやっほぅ!!」が08年に誕生した時から所属する吉田さんは、祭りや名画の場面、街角の風景などをユーモラスで細部にこだわった構図で描いた。力強く丹念に塗る際に用いる長さ1センチ以下の短い色鉛筆の実物も、透明ケースに展示されている。月曜休。