京都新聞社会福祉事業団は、京都、滋賀に在住する高校生、大学生らを対象とした｢京都新聞 愛の奨学金｣の申し込みを６月20日まで受け付けている。
給付型の奨学金で返済は不要。給付額は大学、短大生らが年額18万円、高校生が同９万円、学費や教科書、副教材、参考書、通学定期代などに役立ててもらう。
申し込みは一般と交通遺児の部の２つあり、いずれも京都府、滋賀県内に在住、生活の本拠地がある大学、短大、専修学校、高校などに在籍する経済的支援が必要な学生・生徒が対象。作文や成績などを基に選考委員会で審査し奨学生を決定、給付する。また、本年度から学校推薦による定時制・通信制高校生の部を設けた。定時制・通信制高校生の部は京滋の各公立高校に送付の募集要項で推薦を受けて申請。
愛の奨学金は、同事業団設立の1965年から実施しており、これまでに延べ8500人を越える学生、生徒に累計５億4000万円を支給してきた。
申請書に必要書類を添えて、持参もしくは郵送(〒604-8577 京都市中京区烏丸通夷川上ル）で京都新聞社会福祉事業団｢愛の奨学金｣係へ。申請書は同事業団のホームページから印刷できる。問い合わせは同事業団075(241)6186(土、日曜、祝日を除く午前９時30分〜午後５時30分)。
