ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

京都新聞愛の奨学金「誕生日おめでとうコーナー」

向学心に燃える生徒・学生を応援しませんか

 さまざまな事情で学資援助を必要とする高校生、大学生・専門学校生に「愛の奨学金」を贈り支援します。奨学生たちの夢や目標をかなえるためにお力添えをお願いします。

 「誕生日おめでとうコーナー」は、年齢に100円を掛けた金額(例えば35歳の場合3,500円)、20歳未満の場合は一律2,000円をご寄付いただき、誕生日当日の京都新聞朝刊紙面でお名前、年齢、住所または役職名などをご紹介するものです。
 寄せられた善意は、すべて返済不要の「愛の奨学金」として、学生・生徒の支援に充てさせていただきます。

あなたの誕生日の京都新聞朝刊にお名前などを掲載します

誕生日当日の京都新聞朝刊紙面でお名前、年齢、住所または役職名などをご紹介します。

※お申し込みは、新聞紙面作成の都合で、誕生日(新聞掲載日)7日前までにお願いします

個人でお申し込みの場合は「お名前、年齢、ご住所(下記◉参照)」

法人でお申し込みの場合は「お名前、年齢、会社・団体名およびお役職名(1社・1役職のみ)」

を掲載します。

新聞休刊日の場合は前日の掲載となります。
◉住所の表記は次の通りとします。
①京都市の場合は区名の次の表記まで
②京都市以外の市は市名の次の表記まで
③町村は郡名は表記せず町村名まで
④京都・滋賀以外は都道府県名と市町村名で

 (ただし近畿、県庁所在地、政令指定都市は都道府県名を省略します)

電子決済で寄付する

自分の誕生日の年齢×100円の寄付額となります。※20歳未満は一律2,000円となります。

※現在の年齢ではなく、新聞掲載日に迎える年齢を入力してください

寄付申込フォームに遷移します
(コングラント社の 寄付申込・決済サービスを利用)

※ご利用可能な寄付の方法:銀行振込、クレジットカード決済、Google Pay・ Apple Pay

領収書の発行について

領収書の日付はクレジットカードでのご決済日ではなく、寄付金が決済代行会社から京都新聞社会福祉事業団へ入金された日付となります。

12月以降にお申し込みを頂いた場合、領収書の日付が翌年になる可能性がございます。

確定申告にて寄付金控除をご希望の場合は、予めご了承を頂きたくお願い申し上げます。

電子決済以外で寄付金をお届けいただく方法

 現金書留、郵便振替または最寄りの金融機関[口座名=(公財)京都新聞社会福祉事業団、カタカナの場合は、(ザイ)キョウトシンブンシャカイフクシジギョウダン]でお振り込みいただくか、京都新聞社会福祉事業団へ直接ご持参ください。

                                                                         

①郵便局 現金書留、郵便振替(01010-1-9888)

②金融機関からの振込                                                                   

京都銀行 本店 【当座】139257                                                                                                              

京都中央信用金庫 本店 【当座】36179                                                                                                  

京都信用金庫 三条支店 【当座】12230

ATMからお振込の場合はお手数ですが、送金後にご一報ください

③事業団へご持参
公益財団法人 京都新聞社会福祉事業団
京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都新聞社内

ご不明な点があれば、お手数ですが当事業団(℡ 075-241-6186)までご連絡ください。 

金融機関からお振込みいただいた方へ

以下のフォームから必要事項をご記入の上、送信ください。

「誕生日おめでとうコーナー」入力フォーム

ご寄付は税制優遇の対象となります

 公益財団法人 京都新聞社会福祉事業団へのご寄付は、税制優遇の対象となります。個人は所得税額の控除や、自治体によっては住民税額控除ができるほか、法人も含めて税制優遇が受けられます。詳しくはこちらをご覧ください。

寄付金の使い道「愛の奨学金」について

 物価高騰などの厳しい状況下、将来への目標と希望を抱いて勉学に励む京都府、滋賀県の学生・生徒を支援するため、毎年「京都新聞愛の奨学金」支給事業を行っています。

 2024年度は、「京都新聞愛の奨学金」贈呈式を7月6日(土)午後1時30分と午後3時からの2回に分けて、京都新聞ビル7階文化ホールで開催しました。

 本年度は、公募による「一般の部」の高校生84人、大学生・専門学校生105人の計189人、「交通遺児の部」の高校生6人、大学生6人の計12人、公立高校の推薦による「定時制・通信制高校生の部」の10人の合計211人の学生・生徒に返済不要の奨学金を支給しました。支給額は高校生がお一人当たり年額9万円、大学生・専門学校生が同年額18万円です。

 7月19日(金)午後1時30分から京都新聞ビル会議室にて「児童養護施設 高校生への奨学激励金」の贈呈式を行いました。京都市、滋賀県の児童養護施設(全17施設)の高校生145人に「奨学激励金」を贈呈しました。式典では、児童養護施設の施設長や担当職員に出席いただき、奨学激励金を託し、各施設を通して生徒に手渡していただきました。支給額はお一人当たり年額3万円です。

 2024年度の支給額は、「一般の部」計2,646万円、「交通遺児の部」計162万円、「定時制・通信高校生の部」計90万円、また「児童養護施設の高校生への奨学激励金」は計435万円で、総額3,333万円の奨学金、奨学激励金を贈呈しました。

 贈呈式では、開会挨拶と「愛の奨学金」の説明の中で、奨学生の皆さんにこの奨学金が、たくさんの寄付者の皆様からお預かりした寄付金であることを説明をしました。また、「誕生日おめでとう」のお申し込み時に、寄付金とともにお寄せいただく「奨学生への応援メッセージ」をいくつか紹介して、まとめた資料も奨学生にお配りしました。その後、お一人お一人に「大切にご活用ください」と言葉を添えて手渡しにて贈呈させていただきました。

2024年度 奨学生からの感謝の言葉

 2024年度の奨学生から寄せられた「寄付者への感謝の言葉」です。年度が終了後に、すべての奨学生から、奨学金をどのように活用したかを記載した「報告書」と、「寄付者への感謝の言葉」をご提出いただきます。その一部をご紹介します。

【高校生からの報告】

私の家庭は5人兄弟で決して裕福ではない中、コロナ禍の影響で父の経営する店が廃業になってしまいました。寄付をしてくださった方々には感謝してもしきれません。そのおかげで今、学校に通うことができています。そこで、がんばっていることが2つあります。1つ目は「教師になる」という目標をもって大学進学に向けての勉強。2つ目は女子野球で「甲子園出場」をめざしての練習です。今しかできないことを皆さんに支えていただきながらですが、毎日がんばっています。本当にありがとうございました。(高校1年生)

僕は工業高校に在学しているので、国家資格を取るために勉強をしています。そのための参考書代や資格の受験費など、奨学金が本当に役立ちました。寄付者からのメッセージに「未来を楽しめるようにがんばってください」という言葉がありました。僕も未来を楽しめるように「今、努力しよう」と励まされました。2年生になるとより専門的になり、難しい資格取得に向けた勉強となりますが、合格できるようにがんばりたいです。多くの方からの応援ありがとうございます。(高校1年生)

小さい頃から日本の歴史や文学作品が好きで様々な本を読んできました。私の将来の夢は、歴史に携わる仕事(研究者)に就くことです。そのため、まずは専門的に歴史を学べる大学に進学することが目標です。ですが、父子家庭で兄弟も多いため進学は経済的に厳しい状況で、私も大学費用を貯めるためアルバイトをしながら勉学に励んでいました。しかし、奨学金に採用していただいたおかげで金銭的な不安を軽減することができ、奨学金は参考書の購入費用に使わせていただきました。改めて、私の将来に対する温かいご支援に心から感謝申し上げます。(高校2年生)

母子家庭で進学については悩んだ事もありましたが、私には中学生の頃から英語を使って海外とつながる仕事をしたい夢があります。それには費用がかかり、母に大きな負担をかけることになります。でも今回定期代や大学のオープンキャンパスへ行く交通費、大学受験料、英語検定受験料全てを「京都新聞愛の奨学金」に助けていただきました。おかげで諦めることなく、ずっと行きたいと思っていた大学に合格できました。次はもう一つの目標である英検1級取得のため気力を失わず、日々勉強に取り組んでいます。助けていただいた皆様のおかげだと心より感謝しています。(高校3年生)

私の将来の目標は、小学生の頃からの夢であった幼稚園教諭になることです。私は2歳の頃から児童養護施設で集団生活を送り、その中で年下の子どもたちと関わることが多く、子どもと関わることに楽しさを感じ目指すようになりました。そのため幼児教育を学べる大学への進学を決め、無事に第1志望の大学に合格することができました。これから自立し、一人暮らしをすることになるので、これまで以上に大変になると思います。しかし寄付をしていただいた方々への感謝の気持ちを持ち続け、夢に向けてこれからも精一杯がんばります。(高校3年生)

高校卒業後は看護学校への進学を考えていましたが、家庭の事情により、進学をあきらめざるを得ない状況になり、卒業後の進路は就職することに決めました。何か人の役に立つ仕事をしたいと考え、アルバイトの経験がある介護の仕事に就きたいと思いました。今回の奨学金で就職活動に必要なスーツを購入させていただき、とても良い就職活動をすることができ嬉しく思っています。誰かの役に立てる人になるために、まずは目の前にあるできることからがんばって行こうと思います。(定時制高校4年生)

【大学生・専門学校生からの報告】

アルバイトは生活費に、奨学金は主に学費に充て、安心して学業に専念できました。また、デザインコンペへの挑戦にも積極的に取り組むことができました。応募には制作費や応募費などが必要です。奨学金を活用することでより質の高い制作が可能となり、「THE COMPE きものと帯」という京都の学生デザインコンペでは、最優秀賞を受賞することができました。私がデザインした着物が染色工房と人間国宝の染色家の手によって振袖として制作され、伝統工芸の技術に触れる貴重な機会を得ました。奨学金の支援があったからこそ、多くの挑戦が可能となり、自身の成長につながったと感じています。心より感謝申し上げます。(嵯峨美術短期大学1回生)

高校進学後に大学にも行きたいことを両親に伝えると、高校が商業科だったので就職をして欲しかったみたいで、妹弟もおり、塾に通うお金もなかったため猛反対されました。それでも大学で法律を学びたかったので、高校3年間はバイトと受験勉強ばかりに時間を使いました。今回奨学金をいただいたことで、アルバイトの時間数に余裕ができ、その時間で裁判傍聴や家庭裁判所調査官の仕事を体験しました。奨学金でいただいた18万円は、私のバイト時間でいうと160時間分です。それだけの余裕を持たせていただきました。その時間は私にとって人生を豊かにする学びを得る時間になりました。皆様が寄付をしてくださったおかげです。大学生になってよかった!と心から思います。(龍谷大学1回生)

この度は奨学金の寄付をありがとうございます。私は助産師になりたいという夢を叶えるために府立医科大学に進学しました。生まれ育った京都の北部地域は過疎化が進んでおり、医療従事者が不足しているのが現状です。誰もが安心して医療を受けられるように助産師の夢を叶え、お世話になった地元に貢献したいと考えています。この1年間とても充実して過ごすことができました。(京都府立医科大学1回生)

2年前に父が亡くなり、家計が急変して厳しくなってしまったところ、この奨学金により私は大学に通うことができています。また、父が亡くなってから、心理的にしんどく、あんなに楽しみにしていた大学生活も楽しむことができずに中々前向きになれずにいました。しかし、この奨学金に出会い、誰かから応援されているんだと感じ「辛いけど少しがんばってみよう」という気持ちになることができました。私は現在大学で心理学を学んでいます。将来的に「悩まれてる方の力になれる人になりたい」とカウンセラーになる夢があります。私達のことを応援してくださる方々がいることを忘れずに、あきらめないで日々がんばって行きたいと思います。(京都橘大学2回生)

奨学金を受給していただいたことで、自身の夢である「税理士」に一歩近づくことができました。アルバイトから捻出していた学費に少し余裕を持たせることができ、勉強に集中できる環境で励むことができました。以前は実家の経済的事情により、自身のやりたいことに挑戦できない学生時代をすごしており、半ばあらゆるやりたい事への諦めが心のどこかにありました。しかし、大学3年間を通して学費や生活費の重さを知り、それを負担する親の気苦労は計り知れないと、両親に対する気持ちを改めることができました。現在、私は就職活動中です。今度は社会を支える側になるのだと自負しているところです。最後の1年間、悔いのないようにやりたいことを全力でやらせていただきます。寄付者の皆様、本当にありがとうございました。(龍谷大学3回生)

私は教育学部で4年間学びました。大学入学時は中学校の教員を目指しましたが、最終的には地方公務員の道を進むこととしました。進路転換したのは、フリースクールのボランティア活動を通して、全ての子どもの生活支援に携わりたいと考えるようになったためです。半年間の活動で不規則な食生活、人間関係の希薄さの背後にある「子どもの貧困」を感じ取りました。教師も素敵な職業ですが、関われる子どもの数は限られています。公務員になれば間接的ではありますが、全員と関わることができます。職員としてまちづくりを進めていきたいです。寄付者の皆様には大変お世話になりました。皆様の期待を裏切らないような実績を出すことに努めて参りました。これからも自分で学びをデザインして、スキルアップを怠らない人間でありたいです。(滋賀大学4回生)

当事業団の活動

 公益財団法人京都新聞社会福祉事業団は、多くの皆さまのさまざまな思いが込められた善意を社会福祉の向上に役立てています。障害のある人の自立や社会参加、福祉施設や活動への支援や助成をはじめ、ハンディがありながらも向学心に燃える学生に贈る「愛の奨学金」、お年寄りの生きがいづくり、子育てに悩むお母さんたちの子育て支援など、幅広く社会福祉の活動に役立たせていただいております。ひとりひとりの善意が結集して、大きな福祉の輪となって広がることを願っています。

詳しくは「活動レポート」をご覧ください。

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