返済不要の奨学金を支給します
京都府、滋賀県に生活拠点を置く、さまざまな事情で学費の捻出が困難な向学心のある高校生、大学生・専門学校生らを対象に、返済不要の奨学金を支給しています。
公募の一般の部と交通遺児の部、公立高校推薦の定時制・通信制高校生の部、児童養護施設の高校生への奨学激励金の4部門を設けています。支給額は高校生に年額9万円、大学生・専門学校生に年額18万円、奨学激励金は年額3万円です。
この事業は、1965年の当事業団設立以来、継続して行なっています。
◎「愛の奨学金」にご支援をお願いします
奨学金の原資はすべて皆さまからの寄付金です。
京都新聞朝刊に掲載される「誕生日おめでとう」コーナーに寄せられる寄付金や、「愛の奨学金」を指定して寄せられる個人・企業・団体からの「愛の奨学金」事業協賛 寄付金などが支えとなっています。
「誕生日おめでとう」コーナーは、年齢に100円をかけた金額(20歳未満は一律2,000円)をご寄付いただき、誕生日当日の京都新聞朝刊に名前と年齢などを掲載してお祝いするものです。このコーナーには、毎年多くの方々から奨学生への応援メッセージとともにご寄付をいただいています。
※「奨学生の皆さんの未来に向けてエールを」リンク
「誕生日おめでとう」コーナーや「愛の奨学金」事業協賛寄付金に寄せられた「あたたかい応援メッセージ」を紹介するものです。寄付者の皆さまからお寄せいただいた温かい真心と寄付金を、当事業団が預かり、「善意のかけ橋」となり、奨学金としてお渡ししています。
2024年度の支給について
★2024年度の支給は終了しました
2024年度は、4月3日(水)から5月1日(水)まで申請を受け付けました。一般の部では400人(高校生176人、大学生・専門学校生224人)、交通遺児の部では12人(高校生6人、大学生6人)、公立高校推薦による定時制・通信制高校生の部は10校から10人、児童養護施設 高校生の奨学激励金は17施設から155人の応募がありました。
選考委員会
選考委員会は以下の日程で開催され、家庭の経済状況、学校での成績、作文などを総合的に評価して支給候補者を選考しました。
[日 時]2024年6月11日(火)午後2時~3時30分
[場 所]京都新聞ビル7階会議室
[選 考 委 員]
大藪 俊志 氏(佛教大学社会学部教授)※選考委員長
伊住公一朗 氏(公益社団法人京都青年会議所理事長)
横江美佐子 氏(京都市南青少年活動センター所長)
結果、一般の部189人(高校生84人、大学生・専門学校生105人)、交通遺児の部12人(高校生6人、大学生6人)、定時制・通信制高校生の部10人を奨学金の支給候補に、児童養護施設の高校生145人を奨学激励金の支給候補に内定しました。
2024年6月17日(月)の当事業団理事会で承認を得て、上記の支給を決定し、すべての申請者に郵送にて合否を通知しました。
支給総額は3,333万円で、内訳は以下の通り
・一般の部 2,646万円
・交通遺児の部 162万円
・定時制・通信制高校生の部 90万円
・児童養護施設の高校生への奨学激励金 435万円
贈呈式
贈呈式は下記の通り開催しました。
◎愛の奨学金 増呈式
2024年7月6日(土) 午後1時半と午後
3時の2回に分けて開催
場 所:京都新聞文化ホール
◎児童養護施設 高校生への奨学激励金 贈呈式
2024年7月19日(金)午後
場 所:京都新聞ビル会議室
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