2026.06.08
2026.06.08
学費の工面に苦労する学生を支援する「京都新聞愛の奨学金」の選考委員会が3日、京都市中京区の京都新聞社であり、京都府と滋賀県の高校生、大学生、専門学校生計191人への支給を内定した。
愛の奨学金は京都新聞社会福祉事業団が1965年から続ける事業。京都新聞の「誕生日おめでとう」欄への寄付金や協賛寄付金などを原資に、大学生と専門学校生に年額18万円、高校生に同9万円を返済不要で支給している。
本年度は、公募による一般の部に413人、交通遺児の部に14人、公立高の推薦による定時制・通信制高校生の部に9人の申請があった。申請者の約半数はひとり親家庭で、物価高騰などを背景に家計の厳しさを訴える学生が目立った。
委員会では家庭の経済状況や学業成績、作文を基に審査した。京滋の児童養護施設の高校生を対象とする3万円の奨学激励金の支給も内定した。
委員は、京都青年会議所の川崎純圓理事長、佛教大の高木健志教授、京都市南青少年活動センターの横江美佐子所長が務めた。
(田代真也)
2026年6月4日(木) 京都新聞朝刊掲載
