ともに生きる [TOMONI-IKIRU]

依存症や認知症・・・ 下京/当事者らが語る連続講座(2022/05/23)

2022.05.23

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ひきこもりやギャンブル依存症、認知症などの当事者やその家族らの思いを聴く連続講座を、京都市福祉ボランティアセンター(下京区)が4月から始めた。来年3月まで毎月1回開き、生きづらさを抱える人たちの支援に役立てる。

社会的に孤立しがちな当事者や家族の思いを地域全体の課題として捉え、当事者らの気持ちを共有するために企画した。月ごとにテーマを定め、当事者や家族らが講師になる。

第1回は「自死」をテーマに4月27日に開催、市民22人が参加した。「未遂者・家族を支える会くいしんぼカフェ」代表の石倉紘子さんが、自殺者や遺族、未遂者の現状などを説明し、「当事者の声を聴き、その思いを受け止めることが大切」と話した=写真(提供写真)。

講座「思いを聴く」の当面の日程とテーマは次の通り。

いずれも午後7時~午後8時半、下京区のひと・まち交流館京都で。無料。定員45人。
申し込みは同センター075(354)8735

▽5月27日=アルコール依存症
▽6月24日=ヤングケアラー
▽7月29日=認知症